国民年金保険料をお得に支払おう!クレジットカードで支払うメリットとデメリットとは?

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アルバイトや個人事業主の人にとって、国民年金保険料の支払いは頭を抱える問題です。
会社勤めの場合は給料から天引きされていますが、アルバイトや個人事業主の人は自分で支払う必要があります。
実は、国民年金保険料には、お得な支払い方法があります。
国民年金保険料の支払い方法を工夫すれば、割引ポイント還元を受けることができます。
今回は、国民年金保険料のお得な支払い方法にを、メリットとデメリットを含めてご紹介します。

国民年金とは?

国民年金は、日本に住む20歳以上60歳未満の方が加入する保険制度です。
老後の生活費や障害者になった場合の保障などが支払われます。
国民年金がもらえる種類は、下記の通りです。

  • 老齢基礎年金:65歳になると支給される年金
  • 障害基礎年金:ケガなどで障害者認定されると支給される年金
  • 遺族基礎年金:死亡したときに遺族に対して支給される年金

厚生労働省が、平成30年度(平成30年4月~平成31年3月)の国民年金保険料は月額16,340円としました。
これは、平成29年度から150円安くなっています。
また、平成31年度(平成31年4月~平成32年3月)の国民年金保険料は月額16,410円と、平成30年度より70円高くなります。
国民年金保険料は、今後も増額されることが予想されています。

国民年金保険料の支払い方法とは?

国民年金保険料の支払い方法は、4つあります。

  • 納付書を利用して現金や電子マネーで支払い
  • ATMやインターネットバンキングなどで振り込み
  • 口座振替(口座からの引き落とし)
  • クレジットカード払い

上記のとおり、納付書払い、振り込み、口座振替やクレジットカード払いの中から選べます。
また支払い方も様々で、2年分前納、1年分前納、半年分前納や毎月払いが選べます。

前納による支払いで、割引が適用される!

平成30年度の保険料について、現金払いやクレジットカード払いの場合は、下記のとおり前納払いをすることで割引きの適用を受けることができます。

振替方法 本来の納付額 1回あたりの
納付額
割引額
 2年前納 393,000円 378,580円 14,420円
 1年前納 196,080円 192,600円 3,480円
 6カ月前納 98,040円 97,240円 800円

また同様に、口座振替払いの場合でも、下記のとおり前納払いをすることで割引きの適用を受けることができます。

振替方法 本来の納付額 1回あたりの
納付額
割引額
 2年前納 393,000円 377,350円 15,650円
 1年前納 196,080円 191,970円 4,110円
 6カ月前納 98,040円 96,930円 1,110円
 当月末振替(早割) 16,340円 16,290円 50円

前納期間は6ヵ月、1年、2年の3パターンあります。
口座振替で前納する場合は、現金払いやクレジットカード払いよりお得で、1年前納が4,110円、2年前納だと15,650円も割引になります。
また、国民年金保険料が高額になる2年前納の場合、コンビニで支払う場合は「保険料が30万円を超える」と決済できません
高額の支払いになる場合は、特に注意が必要です。

他にも、口座振替の場合は「早割」という制度があります。
通常の国民年金保険料の引き落としは「当月分を翌月末」に引き落とします。
しかし、「当月分を当月末」に引き落とすことで、毎月50円だけですが、国民年金保険料を安くすることができます。

クレジットカード払いの開始方法とは?

国民年金保険料を支払うためには、申請書類を提出する必要があります。

「どのような書類をどこで用意すればいいか?」
「書類はどこに提出するのか?」

様々な疑問があると思いますが、手続きは難しくありません。

書類の作成と提出

国民年金保険料をクレジットカードで支払うためには、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を作成する必要があります。
手元に以下の書類を準備すれば、簡単に書類は作成できます。

なお、クレジットカードの名義人は、本人ではなくても問題ありません。
その場合は、「国民年金保険料納付に関する同意書」も必要になり、クレジットカード名義人の署名が必要になります。
また、名義人の続柄が配偶者以外の場合は、年金事務所からの電話や書面による同意確認に対応する必要があるので、気をつけましょう。
書類が完成したら、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を最寄りの年金事務所へ提出します。
最寄りの年金事務所へ郵送による提出も可能です。

手続き完了の確認

「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を提出して数週間後に、「国民年金保険料クレジットカード納付のお知らせ」というお知らせが届きます。
このお知らせが、国民年金保険料のクレジットカード支払い開始の合図となります。

クレジットカード支払いの注意点

クレジットカードの有効期限が切れた場合

クレジットカードの有効期限が切れた場合は、クレジットカード会社が日本年金機構へ新しい有効期限を通知します。
特に何もする必要はありません。

クレジットカード情報が変更した場合

例えば、結婚して氏名の変更がある場合や、クレジットカードを変更する場合は、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を再度提出します。
事務処理が完了するまでは、納付書により国民年金保険料を納付しなければならない場合もあります。

クレジットカードの利用限度額を超えた場合

クレジットカードの利用限度額を超えた場合は、もちろん国民年金保険料を支払うことができません。
年金事務所から送付されてくる納付書で、国民年金保険料を支払います。

手続きが完了しなかった場合

国民年金保険料をクレジットカードで支払う手続きが完了しなかった場合は、もちろんクレジットカードで国民年金保険料を支払うことができません。
もしもクレジットカードの有効性を確認できない場合は、年金事務所より「クレジットカード有効性確認結果のお知らせ」が届きます。
その際は、クレジットカード会社に問い合わせるか、別のクレジットカードで再度申込む必要があります。

クレジットカード支払いのメリットとは?

支払い窓口へ行く必要がない!

一度クレジットカード支払いによる手続きを済ませれば、支払い窓口へ行く必要がなくなります。
並んだり、待ったりする必要がないのは良いですね。
また、国民年金保険料の支払い漏れもなくなるため、心配もしなくてよいでしょう。

クレジットカードのポイント還元がある!

クレジットカードによる支払いにすると、手数料もかからず、自動的にポイントが貯まっていく仕組みができます。
クレジットカードは、自分の日常生活で活用しているクレジットカードか還元率の良いクレジットカードを使うようにしましょう。
例えば、クレジットカードによる支払い場合も、現金支払いと同様に1年前納の保険料は192,600円となります。
ポイント還元率が1%のクレジットカードであれば、1年で1,926ポイントが貯まります。
現金と同じ金額でポイントがつくというメリットは大きいですね。


年会費無料【Yahoo! JAPANカード】

おススメは「Yahoo! JAPANカード」です。
ポイント還元率は1%で、100円につき1ポイントのTポイントが貯まります。
また、年会費も永久無料であることや、今話題のキャッシュレス決済「PayPay」とも連動しているため、1枚持っておいて損はありません。
Tポイントが数千ポイント単位で獲得できるのは、とても熱いですね。
パソコンやスマートフォンからすぐに作れるので、是非どうぞ。

(関連記事:【PayPay入門編】メリット・デメリットと激アツなお得キャンペーンとは?

クレジットカード支払いのデメリットとは?

一気に大きな出費となる!

国民年金保険料をお得な前納方法を活用しクレジットカードで支払うことは、一時的とはいえ、大きな出費になります。
もちろんクレジットカードのポイント還元がありますが、その他の日常生活に影響が出ると意味がありません。
同じ時期に他の大きい出費がないかを確認し、生活に影響がないことをきちんと確認しておきましょう。

分割払いやリボ払いはできない!

国民年金保険料をクレジットカードで支払う場合は、分割払いやリボ払いができません
国民年金保険料のクレジットカードによる支払いは、一括払いしか対応していないのです。
前納方法による一度に高額な出費の負担を軽くすることはできません。
どうしても毎月の負担を軽くしないとお財布が厳しい時は、前納方法ではなく毎月納付を選択しましょう。
ただし、前納方法による割引が適用されません。

クレジットカードの利用限度額に注意が必要!

他の買い物とあわせてクレジットカードの利用限度額を超えてしまった場合は、国民年金保険料の納付ができません。
クレジットカードの利用限度額は、事前に確認しておきましょう。
また、クレジットカード会社へ連絡し、クレジットカードの利用限度額の上限を上げてもらうことも検討しておきましょう。

何が一番お得かを計算してみた!

一番お得な支払い方法の金額を計算してみましょう。
前納方法で一番お得だったのが、口座振替による支払いで2年前納「378,320円」です。
その次が現金またはクレジットカードによる支払いで2年前納「379,560円」です。
口座振替による2年前納のほうが、金額だけで見れば1,240円もお得になります。
しかし、仮にポイント還元率が1%のクレジットカードで国民年金を2年前納で支払う場合、3,795円分のポイントが付与されます。
つまり、ポイント還元を加味すれば、クレジットカードによる支払いで2年前納の方が「2,555円」もお得となります。
このため、ポイント還元まで考えると、クレジットカードによる支払いが一番お得です。

2年前納支払い方法 支払い金額(A) ポイント還元(B) (A)-(B)
口座振替 378,320円 0円 378,320円
クレジットカード 379,560円 3,795円 375,765円 2,555円お得!

まとめ

今回は、国民年金保険料をクレジットカードで支払うメリットとデメリットについてご紹介しました。
手元のお金に余裕があれば、国民年金保険料を2年前納のクレジットカード支払いで、ポイント還元をしっかり受け取ることをおススメします。
この記事をひとつの参考にして、あなたの生活にあった国民年金保険料を支払う方法を選んでみてください。

(関連記事:急に発生する「特別出費」に対応するための準備と方法とは?

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